2012年 ISPSハンダシンガポールクラシック

片岡が暫定単独2位、池田が暫定13位タイに急浮上

2012/04/07 04:50
36ホールを終えて通算8アンダー。暫定ながら首位と3打差の2位につける片岡大育(写真提供:アジアンツアー)

シンガポールのオーキッドCCで開催されている、男子アジアンツアー「ISPSハンダシンガポールクラシック」の2日目。サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、30人以上が第2ラウンドをスタートできないまま再び日没サスペンデッドに。再開は翌3日目の午前7時30分の予定となっている。

暫定ながら通算11アンダーで単独首位に立っているのは、タイのタワン・ウィラチャン。初日に「61」のロケットスタートを切った勢いそのままに、第2ラウンドもサスペンデッドとなった前半5番までに2バーディを奪取。45歳のベテランが好調なプレーを続け、首位の座を維持している。明日の3日目は、順調に進行すれば30ホール近いラウンドを強いられる中、気がかりは体力面の問題だけか。

通算8アンダーの暫定単独2位には、日本の片岡大育が浮上。この日22ホールを回り、「65」、「67」と着実にアンダーパーを重ねて無事にホールアウト。「ここの天候のことは誰にも分からないが、上位でなんとかラウンドを終えられて嬉しい」と、第2ラウンドを残さすことなく決勝ラウンドに入れることを喜んだ。

この日、片岡と同じく22ホールをラウンドした池田勇太は、第1ラウンドの残り4ホールで2バーディを奪取。さらに第2ラウンドでも4つ伸ばし、通算5アンダーでホールアウト。予選カットライン付近から暫定13位タイまでの浮上を果たし、決勝ラウンド進出を確実なものにしている。

他の日本勢では、谷昭範が通算1アンダーの暫定53位タイでホールアウトし、決勝進出は微妙な状況。小林正則は通算1オーバー(6ホール消化)、平塚哲二は通算3オーバー、田安龍一は通算4オーバーでホールアウトしている。

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