丸山大輔、平塚哲二は4ストロークを伸ばして最終日へ
2011/12/17 19:55
タイ・バンコク近郊のアマタスプリングCCで開催されているアジアンツアー今季最終戦「タイランドゴルフ選手権」3日目。3アンダーの15位タイから出た丸山大輔が「68」をマークして通算7アンダーまでスコアを伸ばし、日本勢最高位の7位タイに浮上した。
丸山は1番からいきなり4連続バーディを奪う、出だしの猛ラッシュ。3番ではグリーン左からチップインバーディを決めるなど、ショートゲームもさえた。「前半にすごく良くて、後半に伸びずに残念」と悔やんだが、12番では上から12メートルのバーディパットを沈めてみせた。
初日は1オーバーの58位と出遅れ。しかし、シャフト長を0.5インチ短くした新しいパター(34.5インチ)を手にした2日目からグリーン上で輝きを放っている。「今日もナイスプレー。明日は伸ばせるだけ伸ばす。それだけです」。トップのリー・ウェストウッド(イングランド)が通算19アンダー、2位のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)が通算15アンダーと後続を大きく引き離しているだけに「単独3位を狙います」と笑顔で話した。
また、1アンダーの23位タイから出た平塚哲二も「68」をマークして通算5アンダーの13位タイに浮上。強風に悩まされながらも5バーディ、1ボギーの内容に「ティショットが落ち着いているから、そこまで崩れることも無い。なんとか、ごまかしながらやってます」とアジアンツアーの名手としての意地をしっかりと見せている。(タイ・バンコク/桂川洋一)