アジアンツアーは9月に韓国で再開を検討

アジアンツアーは7日、新型コロナウイルス感染拡大により3月から延期や中止が続いていたツアーが9月10日開幕「シンハン ドンヘ オープン」（韓国・ベアーズベストチェオンナGC）で再開する見込みと発表した。大会は国内男子ツアーと韓国ツアーとの共同主管競技になる。

同ツアーのコミッショナー兼CEO、チョ・ミンタン氏は「（各国の）海外への移動が段階的に解除されていき、検疫期間がなくなることによって、ツアーが本格的に再開できると理解しています」と説明。同ツアーには25を超える国籍のメンバーが参加しているため、各国の感染症対策に大きく依存する。

9月から12月にかけて10以上の大会を予定しているが、再開初期には専属キャディやサポートスタッフなども会場には入れない可能性もある。

「これらの一時的な措置は今年のトーナメントを再開するために必要な措置です。2020年の最後の4カ月で可能な限り多くのトーナメントが開催できるように調整しています」。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）と同様に20年シーズンと21年シーズンの統合も検討されている。