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惜敗に涙 仲宗根澄香「悔しい」/ディライトワークス女子マッチプレー

2019/05/10 18:50
優勝を逃し2位で終えた仲宗根澄香

◇ツアー外競技◇ディライトワークス女子マッチプレー選手権 3位決定戦、決勝(10日)◇朝霧カントリークラブ(静岡県)

4試合のうち3戦を延長で下してこの日の決勝に進んだ仲宗根澄香は、キム・チャンミ(韓国)に惜敗して「悔しい」と涙を流した。

前日までの9ホールマッチから18ホールマッチとなった決勝。5ホールを終えた時点でチャンミに3アップとされて追い込まれたが、8番と15番で2つ取り返して差を詰めた。前日の準決勝では実力者の服部真夕に3アップとされてから、終盤の粘りで追いつき延長で勝った。しかし、この日は続く16番で奪い返されて、再びの逆転劇とはならなかった。

「(決勝では)最後まで絶対に集中しないとだめ」と強い気持ちを見せていたチャンミに初代女王の座は譲ったが、仲宗根は「切り替えてプレーしたことでいいショットが生まれた。切り替えの大切さや、最後まで諦めない気持ちを持ってプレーすることが大事」と貴重な経験を積んだ。「良かった部分も悪かった部分も、これからの試合に活かしていきたい」と顔を上げた。(静岡県富士宮市/石井操)