松山英樹ら16人がJOC強化指定選手に 石川は申請せず
日本ゴルフ協会のオリンピック・ゴルフ競技対策本部は、2017年の「JOCオリンピック競技強化指定選手」の男女16人を発表した。松山英樹、谷原秀人、野村敏京、笠りつ子らが認定された。
強化指定選手の選考基準は、男子は2016年の日本男子ツアー最終戦終了時点(12月4日)の男子世界ランキング300位以内で、日本国籍を有する選手の中から、申請のあった上位8位まで。女子は、同日本女子ツアー最終戦終了時点(11月27日)の女子世界ランキングで、日本国籍を有する選手の中から申請のあった1位から8位まで(8位までで、欠員が生じた場合は次順位の選手から欠員の人数分を繰り上げる)。
なお、石川遼は有資格者だが「五輪への準備は、現在、各拠点で利用しているトレーニング施設やメニュー等を利用して、自分でやっていきたい」(所属事務所)ということから申請はしなかった。
強化指定選手は、2017年1月1日から2018年3月31日までの強化指定選手認定期間中に、国立スポーツ科学センター、ナショナルトレーニングセンター(NTC)の施設を利用して、メディカルチェック、フィットネスチェックをはじめ、栄養チェック、心理チェックなどを受けられる。また、NTC競技別強化拠点施設の宮崎フェニックス・シーガイヤ・リゾート(宮崎県)を国からの選手強化費を充当して、羽田―宮崎の往復航空券(概算8万円)、シェラトンホテルハリウッドツイン(同3万3000円)、フェニックスCCのプレー、練習場利用(同3万8000円~5万7800円)などが、年間を通して無料で利用できる。
同対策本部は、「2020年のオリンピック東京大会まで4年弱となりましたが、地の利を生かし、メダル獲得の大きなチャンスとなる大会」としている。
JOC認定オリンピック強化指定選手一覧(☆は新規認定選手)
○男子
松山英樹、谷原秀人、小平智、片山晋呉、片岡大育☆、藤本佳則、宮里優作☆、今平周吾☆
○女子
野村敏京☆、笠りつ子☆、鈴木愛、大山志保、渡邉彩香、菊地絵理香、宮里美香、成田美寿々