大震災の余波・・・大会中止の可能性も/PRGRレディス
2011/03/11 20:27
11日(金)の14時46分に宮城県北部で震度7を記録した大地震の影響は、遠く離れた高知県で開催されている「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」にも波及した。
第1ラウンドプレー中の16時ごろ、高知県に津波警報が発令されたことに伴い、会場である土佐カントリークラブでは車両の出入りが禁止に。早めにホールアウトしてホテルに戻った選手を除いた約80名の選手と320名のギャラリー、関係者などが19時55分までコースで足止めとなった。
また17時50分、日本女子ゴルフ協会(LPGA)は、残った選手を集めて緊急ミーティングを開き、明日以降の対応についての説明が為された。山口喜美恵ツアーディレクターは報道陣に対し、「私たちや選手を含め、状況が何も分かっていないというのが現状。選手たちには、明日も開催をする予定ではあるが、どういう状況になるかは分からないので、いかなる状況にも対応できる準備をしてほしい、と話した」と内容を説明。ミーティング委員長を務める大山志保も報道陣の問いかけに答え、「最悪の場合は、(大会の)中止もあり得ると説明を受けた」と話した。
電話の不通により、LPGAでは東京にいる小林浩美会長とも連絡がとれていないとのこと。主催する横浜ゴム株式会社も、東京との連絡がとれていないという。今夜中に情報収集と意見交換を行い、明朝に大会継続か中止かの判断が為される。なお、明日の2日目は7時20分スタート予定。選手全員には、それぞれのスタート時間に合わせコースに来るように伝えられているという。