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植田が単独首位!青木功は粘って1オーバー11位タイ/富士フイルムシニア初日

2010/11/04 18:04
テレビマッチではなく試合で一緒になったのは覚えていないと話す青木功と芹澤信雄

国内男子のシニアツアー第9戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」が、千葉県の平川カントリークラブで開幕。大会初日は午前中小雨が降る状況で気温は10度までしか上がらず、選手たちは寒さを凌ぎながらのラウンドとなった。

初日単独首位に立ったのは、3アンダーをマークした植田浩史。先週のシニアオープン直前、介護施設にいる父親の見舞いに行った際、父親が使用していたパターを手渡された。「父親からパワーをもらったというか、安心感があって、父親と一緒にプレーしているような感覚だった」と、早速そのパターをグリップ交換して今大会で使用している。

1打差の2アンダー2位タイには、湯原信光高松厚三好隆佐藤剛平の4人が並び、イーブンパーの6位タイに羽川豊高見和宏芹澤信雄室田淳、長谷川勝治の5人が並だ。3バーディ、1ボギーでラウンドした湯原は「今日は安全運転で上手い具合にいった。先週の腰の痛みが残っていたけど、無理せずに」と、先週は最終日に腰痛のためスコアを崩してしまったため、残り2日間は気温が上がってくれることを望んでいる。

大会ホストプロの青木功は、2バーディ、3ボギーの1オーバーで11位タイ。先週「日本シニアオープン」を制した倉本昌弘は、3オーバー29位タイと少し出遅れてしまった。今大会は69名が出場し、予選カットはなく、6日(土)に最終日を迎える。

初日3アンダー単独首位に立った植田浩史。父からもらったパターで4バーディ!
前半の4番、5番で奪った2アンダーを守りきり2位タイスタートの三好隆
パターが決まれば間違いなく優勝というほど今回もショットがキレまくっている湯原信光
気温10度で半袖!50歳の高松厚が若さ全開で2位タイの好スタート
対照的に防寒対策万全の海老原清治。スイングに支障があったのか2オーバーと奮わず
今季は1勝と大人しい室田淳が、2勝目に向けて首位と3打差とまずまずのスタート
青木功とのラウンドで緊張したと話す芹澤だが、6位タイは優勝も狙える好位置
この日は得意のパッティングが不発だったが、1オーバー11位タイから逆転優勝を狙う
前半3アンダーまでスコアを伸ばしたが、後半崩れ1オーバーの高橋勝成
14番はティショットを右の林に入れ2打目は逆サイドのラフ。それでもパーをセーブした加瀬秀樹
年々背中が丸まっているような・・・独特のスタイルで11位タイにつける渡辺司
すっかり解説の人になってしまいましたが、頑張っています!イーブンパー、6位タイ羽川豊
連覇を狙う飯合肇が3オーバー29位タイ、連覇はシャツと同じく黄色信号か!?
こちらも2週連続優勝がかかっているが、初日は3オーバーと出遅れた倉本昌弘
バーディを奪いギャラリーに向かって右手を挙げる尾崎建夫だが、初日は4オーバー40位タイ
「まいったよ、ゴルフ場に行かないんだよ・・・」と語りかけてくるのは後半5オーバーの高橋完
15番でティショットを打った瞬間右手を離しただけでなく体をねじって苦痛の顔を見せた真板潔
ヘッドアップ?バンカーショットはグリーンにも届かずダブルボギーを叩いた須貝昇
相変わらず涼しい顔でプレーをする横島由一。後半苦しんで1オーバー11位タイ
プレー中はお静かに!頭がブレているのは手ブレではなくキツツキが頭を振っているからです