タビストック・カップ/エルス、ガルシアが大活躍!初日ハイライト
初日の試合フォーマットは4組ずつのフォーボール・マッチ(ストロークプレー)。1組目はキャプテン同士の対決。レイクノナのE.エルス&S.ストゥルーバー対アイルワースのM.オメーラ&D.クラーク。やはりホームコースということもあり、エルスが次々とスーパーショットを披露。8番ではピン横20センチにつけるアプローチを見せ3アンダー。さらに13番でもグリーンエッジから4メートル弱のバーディパットを決め6アンダー。一方のオメーラ&クラークは4オーバーと大差がついてしまった。結果エルス&ストゥルーバー組が勝ち点2を挙げた。
2組目、レイクノナのN.ファルド&T.イメルマン対アイルワースのC.ハウエルIII&J.クック。2番でハウエルがグリーン外から6メートルのバーディを決めて、快調な出だし。さらに続く3番でもハウエルが10メートル級のバーディを決めて、常に優勢にたったまま折り返した。ホームコースのファルド&イメルマン組の見せ場は17番。ファルドが打ったティショットがあわやホールインワン。もし入っていれば商品は新車のBMW、それもチーム全員分に送られていた。しかしバーディはしっかり得て、両組5アンダーのタイのまま最終18番へ。そして18番グリーン上でピンから6メートルのバーディパットをアイルワース組のジョン・クックが決め、2組目の勝ち点はアイルワースに転がった。
3組目、レイクノナのI.ポールター&J.ローズ対アイルワースのS.アップルビー&R.アレンビー。10番でアレンビーがバーディを決めて2打リード。さらに短めの14番パー4ではアレンビーがグリーンサイドバンカーからあわやチップイン・イーグル。そしてアイルワース5アンダーで2打差のリードを保ったまま迎えた最終18番。イーグルを取らなければ、レイクノナの負け、という場面でジャスティン・ローズの3打目がカップをかすめるものの決めることができず、、この勝負はアイルワースに軍配が挙がった。
そして初日の最終組、レイクノナのR.グーセン&S.ガルシア対アイルワースのS.ホーク&L.ジャンセン。グーセン&ガルシアが見事なペアぶりを発揮した。ガルシアが出だしのパー5でピン横30センチにつけてバーディを決めれば、3番ではグーセンがピン側30センチにつけバーディ。4番でもグーセンが2段グリーンの上段から下段に10メートル近くのバーディパットを決めて一気に流れを呼び込む。7番ではガルシアが長いパットを決めバーディ、8番ではグーセンがグリーン外からチップイン・バーディと、前半スコア“30”で折り返すチャージを見せた。ホーク&ジャンセン組も5アンダーと健闘するが、グーセン&ガルシア組が10アンダーと圧倒的な強さを見せて、レイクノナが勝ち点2を獲得。結果、初日は勝ち点4ずつの両者互角な戦いとなった。