2023年 アジアパシフィックアマチュア選手権

マスターズへの道 アマV達成の杉浦悠太、山下美夢有の弟勝将らが出場

2023/09/07 14:01
下部ツアーでアマ優勝を飾ったばかりの杉浦悠太が日本勢最上位で出場(提供:JGTO)

アジア太平洋ゴルフ連盟とオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、R&Aが主催するアジア太平洋地域のアマチュアナンバーワンを決める大会「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」が10月26日から4日間の日程で行われる。

同大会は2009年に創設され、優勝者には翌年の海外メジャー「マスターズ」、「全英オープン」の出場権が付与される。過去には松山英樹(2010、11年)、金谷拓実(18年)、中島啓太(21年)が優勝しており、今年の日本勢出場選手9人が6日に発表された。

日本勢は世界アマチュアゴルフランキングで日本勢最上位の11位につける杉浦悠太(日大)のほか、女子プロゴルファー山下美夢有の弟・山下勝将(近大)が出場。杉浦は今年9月の国内男子下部ツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」で下部ツアー史上8人目のアマチュア優勝を達成。山下は22年の同大会で史上7人目のアマ優勝を挙げた。

8月の国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」15位の中野麟太朗(早大)、下家秀琉(シモケ・スグル/大阪学院大)、高校生では佐藤快斗(埼玉栄高)、松井琳空海(マツイ・リウラ/香川西高)、大嶋港(岡山・関西高)がフィールドに入った。

今年の会場は、2014年大会が行われたオーストラリアのロイヤルメルボルンGC。同コースはマスターズ会場のオーガスタナショナルGCと同じくアリスター・マッケンジー設計で、これまで「オーストラリアオープン」のほか、米国選抜と世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」(1998、2011、19年)などが行われた。

<日本人選手一覧>
杉浦悠太 / スギウラ ユウタ(日大)
山下勝将 / ヤマシタ マサユキ(近大)
佐藤快斗 / サトウ カイト(埼玉栄高)
松井琳空海 / マツイ リウラ(香川西高)
下家秀琉 / シモケ スグル(大阪学院大)
中野麟太朗 / ナカノ リンタロウ(早大)
大嶋港 / オオシマ ミナト(関西高)
隅内雅人 / スミウチ マサト(日大)
鈴木隆太 / スズキ リュウタ(日体大)

2023年 アジアパシフィックアマチュア選手権