マスターズへの道 「アジアパシフィックアマ」は11月にドバイで開催

2021/07/28 11:33
2011年大会で連覇を果たした松山英樹

「アジアパシフィックアマチュア選手権」の主催者は28日、2021年度大会を11月3日(木)からアラブ首長国連邦のドバイクリークゴルフ&ヨットクラブで開催することを発表した。優勝者には22年の「マスターズ」と「全英オープン」の本戦出場権、2位の選手には「全英オープン」の最終予選会への出場資格が付与される。

アジアパシフィックゴルフ連盟、マスターズ、R&Aが主催する大会は2009年に始まり、日本勢は松山英樹が2010年から2連覇、18年に金谷拓実が優勝してメジャーに出場した。2020年は新型コロナウイルス禍で中止となった。

今年の日本勢は7月に「日本アマチュア選手権」を制した中島啓太らの活躍が期待される。

「マスターズ」のチェアマン、フレッド・リドリー氏ら大会トップは「今年のマスターズで、アジアパシフィックアマチュア選手権で2勝している松山英樹選手が歴史的快挙を遂げ、この地域でのゴルフの発展と若い才能の発掘を目指す舞台として本大会の重要性を示してくれました。エミレーツゴルフ連盟とドバイクリークゴルフ&ヨットクラブのご支援に感謝し、今年の大会は感染対策を徹底し開催するために皆さんと緊密に取り組んでいきます。出場する選手たちには人生を変えるかもしれない機会を安全に提供できるはずです。秋にトップアマチュア選手をご紹介できるのを楽しみにしています」と共同でコメントを寄せた。

2018年大会を制したのは金谷拓実