中嶋常幸、JET尾崎など往年の名選手が集結
2009/07/13 19:58
今年のPGAシニアツアー初戦となる第9回「ファンケルクラシック」(8月21日【金】~23日【日】/裾野カンツリー倶楽部)の開催に先立ち、出場する中嶋常幸プロを始めとする往年の名選手を集めた記者発表会が都内で催された。
初戦が8月下旬で今年は計6試合と、不況のあおりを受けているシニアツアーだが、個性溢れる経験豊かなプレーヤーが「大会でシニア世代を盛り上げ、レギュラーツアーの若い世代にも刺激を与えたい」と意気込みをそれぞれに語った。
中嶋常幸:「この年代になると、病気や怪我など苦しい経験を乗り越えた選手たちがフィールドで戦っている。様々なドラマがレギュラーツアー以上にあるのがシニアツアーのいいところ」
尾崎健夫(昨年度優勝者):「昨年も雨で中断している間に選手たちが集まってサイン会を催したりしたんです。プレー以外でもファンとの一体感を作るべく努力していきたい」
高橋勝成:「プレーだけでなく、経験を積んだ人間として、その一挙一動にも注目して見てもらえるとシニアツアーの面白さが分かると思います」
飯合肇:「シニアになっても気持ちも体も若い。若さの秘訣は好きなことを続けること。私の若さの秘訣はパチンコ(笑)」
渡辺司(昨年度2位):「このメンバーを見れば分かるとおり、遠くから見ても誰だか分かるくらい個性溢れる選手たちが揃っている。若いときは石川遼くんのようにドライバーをぶん回しながら結果を残してきた人たちが残っているわけで、そんなプレーに期待してください」
なお、昨年までは「ファンケル シニア クラシック」という名称だったが、今年から「シニア」の文字は姿を消すこととなった。
■ 開催要綱
【日時】8月21日(金)~23日(日)
【場所】裾野カンツリー倶楽部(静岡県裾野市)