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ゴルフきょうは何の日<1月22日>

2021/01/22 07:30

1989年 青木功が日米欧豪の4ツアー制覇

オーストラリアツアーを制した青木功。その活躍はワールドワイドだった(David Cannon/Getty Images)

青木功がロイヤルメルボルンGCで開催されたオーストラリアツアー「コカ・コーラクラシック」を制し、日米欧豪4ツアーで優勝を飾る快挙を達成した。

最終日首位から「71」で回り、4日間トータル「279」(69-73-66-71/パー72)。地元オーストラリアのロジャー・デービスが最終18番で入れればプレーオフという6mのバーディパットを外し、青木が逃げ切った。デービスら4人が並んだ1打差2位には中嶋常幸もいた。

当時46歳。1978年に英国開催の「世界マッチプレー」で海外初勝利を挙げ、日本人初のPGAツアー優勝となった83年「ハワイアンオープン」、同年「パナソニック欧州オープン」に続く海外4勝目となった。この時点で海外の主要ツアーを勝った唯一の日本人選手でもあった。

米チャンピオンズツアー(シニアツアー)でも9勝。2004年には樋口久子に続いて日本人2人目の世界ゴルフ殿堂入りを果たした。