ローズ・チャンが72年ぶりプロデビュー戦V 古江彩佳4位
2023/06/05 09:19
◇米国女子◇みずほ アメリカオープン 最終日(4日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6656yd(パー72)
5月末にプロ転向したばかりの20歳が快挙を遂げた。ローズ・チャンが通算9アンダーの首位で並んだジェニファー・カップチョとのプレーオフを2ホール目で制し、1951年のビバリー・ハンソン以来72年ぶりとなるプロデビュー戦での勝利を飾った。
「全米女子アマ」を制した2020年から史上最長の141週にわたり女子アマチュア世界ランキング1位に君臨し続け、ことし4月の「オーガスタ女子アマ」も制覇。5月末に鳴り物入りでプロ転向したばかりの20歳が、プロデビュー戦で早くもツアー史に名前を刻んだ。
カップチョは18番で行われたプレーオフ2ホール目でパーセーブできず、ツアー通算4勝目を逃した。
通算8アンダーの3位にツアールーキーのユ・ヘラン(韓国)。通算7アンダーの4位に古江彩佳、チ・ウンヒ(韓国)、アディティ・アショク(インド)が並んだ。12位から出た古江は5バーディ、2ボギーの「69」をマークし、今季10戦目で5度目のトップ5フィニッシュを決めた。
古江と同じ12位スタートの笹生優花も「70」と伸ばして通算6アンダーの7位に浮上。西村優菜は「71」、畑岡奈紗は「72」でプレーし、ともに通算イーブンパーの33位で終えた。