2021年 米国女子Qシリーズ(2週目)

渋野日向子と古江彩佳が米ツアー出場権獲得 最終予選会を突破

2021/12/13 05:51
古江彩佳(左)と渋野日向子が米ツアー出場権を獲得した

◇米国女子◇Qシリーズ(2週目) 最終日(12日)◇ハイランドオークス (アラバマ州)◇6677yd(パー72)

米ツアーの2022年シーズン出場権を懸けた8日間144ホールに及ぶQシリーズ(最終予選会)が終了。日本から出場した古江彩佳は単独7位、渋野日向子は20位タイで終え、そろってツアーメンバーの資格と出場権を獲得した。

5位タイで出た古江は3バーディ、1ボギーの「70」でプレーし、通算18アンダーで締めくくった。「コースを覚えて対応するのが難しかったので、いいスコアで上がれたのは良かった。(米ツアーは)いろんなところに行けるので楽しみ」と話した。

古江彩佳は7位で終えた

渋野は7日目に「79」と崩れ、29位タイから最終日をスタート。5バーディ、2ボギーの「69」と3つ伸ばし、通算10アンダーでフィニッシュした。1番でボギーを先行したものの、中盤に2回の2連続バーディを決めて巻き返した。

ホールアウト後、順位が決まる前には「きのう悔しくて最終日を迎えるのがすごく怖かったけど、何とかアンダーで回れていい締め方はできた。2週間、悔いのないゴルフができた」と語り、「疲れた~」と息を吐き出した。

ツアーカード獲得が確定すると「ギリギリ入れて良かった。1年間全試合に出られるわけではないけど、たくさん戦えると思う。めちゃくちゃ楽しみ」と笑顔をはじけさせた。

Qシリーズは上位で終えるほど優先出場順位が高くなる。45位以内でツアーメンバーの資格を得られるが、多くの試合に出場するためには例年、20位前後に入るのが必要とされる。

渋野日向子はQシリーズで20位タイに入り、米ツアー出場権を獲得した

2021年 米国女子Qシリーズ(2週目)