19歳の笹生優花が全米女子オープン優勝 畑岡奈紗との日本勢PO対決制す
2021/06/07 08:30
19歳の笹生優花がメジャー初優勝を飾った。1打差2位から3バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「73」でプレー。通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗とのプレーオフ3ホール目でバーディを奪い、競り勝った。
10代でのメジャータイトル獲得は2008年「全米女子オープン」の朴仁妃(韓国)に続く史上2人目。19歳11カ月17日は朴と並ぶ最年少タイ。
日本人女子としては1977年「全米女子プロ」の樋口久子、2019年「AIG全英女子オープン」の渋野日向子に続く3人目のメジャー制覇。76回目を数える「全米女子オープン」の歴史で初めて日本人が頂点に立った。
笹生はフィリピン国籍も持っておりフィリピン勢としては男女を通じて初のメジャー制覇。
インタビューで「日本とフィリピンのファン、友達にありがとうと言いたい。これからもっと頑張っていきたい」と涙を流した。
畑岡は6打差を追って6バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」でプレー。猛チャージで悲願達成に迫ったが、2018年「全米女子プロ」に続くメジャーでのプレーオフ惜敗となった。
単独首位から出たレキシー・トンプソンは「75」と崩れ、トータル3アンダー。最終18番でパーセーブに失敗し、プレーオフ進出に1打及ばず3位でフィニッシュした。
上原彩子は11オーバー41位だった。