渋野日向子が日本人初のメジャー2勝目に1打差首位で最終日へ

2020/12/13 07:50

渋野日向子は「74」。1打差で首位を守り最終日を迎える

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目（12日）◇チャンピオンズGCサイプレスクリークコース(テキサス州)◇6731yd（パー71）

コロナ禍で初の12月開催となったメジャーのムービングデーは、アンダーパーをマークした選手がわずか2人というがまん比べの展開。渋野日向子は1バーディ、4ボギー「74」とスコアを落としながら、通算4アンダーで後続に1打差の単独首位に踏みとどまった。

昨年「AIG全英女子オープン」で日本人選手としては1977年「全米女子プロゴルフ選手権」の樋口久子以来となるメジャー優勝を達成。いずれも日本人選手初となるメジャー2勝目、「全米女子オープン」制覇をかけて最後の18ホールに臨む。

ホールアウト後、現地中継局のインタビューで「きょう落としたのはショックではあるんですけど、まだ一番目にいるのは不思議な気持ち。明日、自分らしく頑張りたい」と語った。

エイミー・オルソンが通算3アンダー2位。通算1アンダー3位でモリヤ・ジュタヌガン（タイ）、キム・ジヨン2(韓国)が並び、54ホールを終えてトータルアンダーパーの選手もわずか4人となった。

渋野を含めて9人が予選を通過した日本勢では、6位から出た笹生優花が「77」で大きく後退。「72」で耐えた岡山絵里、高橋彩華らと並ぶ通算4オーバー25位となった。

畑岡奈紗は2バーディ、6ボギーの「75」で、通算6オーバー39位として最終日を迎える。

ちょこんとした挨拶が何ともカワイイ日向子ちゃんなのです。

お気持ちは分かります。

ミスショットがナイスオン！

もう誰もいない練習グリーン。

最終日も笑顔で行ってみよう！

2020年全米女子オープン