2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権

ビッグネームが姿を消す波乱の中、宮里藍は着実に勝ち進む!

2007/07/21 15:42

ニューヨーク州にあるワイカギルCCで開催されている、米国女子ツアー第15戦「HSBCワールド女子マッチプレー選手権」の2日目。2回戦16試合が行われたこの日、今季3勝のロレーナ・オチョア(メキシコ)をはじめ、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、朴セリ(韓国)ら、今大会の1ケタシードの選手が全て敗れるという大番狂わせが巻き起こった。

現在、賞金ランクトップに立つオチョアはメーガン・フランセラと対戦。オチョアが先手を奪うも、中盤以降は一進一退の攻防。終盤に入ってフランセラが15、16番を連続で取り逆転に成功し、そのまま1アップで勝利した。

ソレンスタムは、リンゼイ・ライト(イングランド)に1アップでスタートするも、次のホールで並ばれて以降は常に先行を許す苦しい展開となり、3&2で敗れ去った。2週連続優勝を狙う朴セリは、クリスティナ・キムに4&2で敗退。スーザン・ペターセン(ノルウェー)はレイチェル・ヘザリントン(オーストラリア)に、ポーラ・クリーマーはマリア・ヨース(スウェーデン)にそれぞれ最終ホールでアップされ姿を消した。

宮里藍の対戦相手は、ベテランのシェリー・スタインハワー。序盤で先行し、6番で一度は逆転を許すもその後はアップを重ね、「全英リコー女子オープン」3勝の強豪を相手に4&2で勝利。3回戦進出を決めた。

2007年 HSBC ワールド女子マッチプレー選手権