2008年 全英リコー女子オープン

上田、不動が2位タイ発進! 首位はJ.インクスター

2008/08/01 06:22
単独首位に立つのは、スーパーキャリアグランドスラムに王手をかけるベテラン、ジュリー・インクスター

海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」が7月31日(木)、イングランドにあるサニングデールGCで開幕した。時おり雨がパラつくものの一日を通して風は穏やかで、初日から多くの選手がスコアを伸ばした。

7アンダーで単独首位に立ったのは、ベテランのジュリー・インクスター。「今日はとてもうまくいった。必要な時はアグレッシブに攻め、グリーンを外したのは1回だけ」と、1イーグル、5バーディ、ノーボギー。最後まで危なげなくスコアを伸ばし、絶好のスタートを切っている。インクスターは過去、今は消滅したメジャー「デュ・モリエクラシック」の他、「全米女子プロ」、「全米女子オープン」、「クラフトナビスコチャンピオンシップ」を制しており、今大会で勝利を収めれば史上2人目の“スーパーキャリアグランドスラム”を達成することになる。

6アンダーの2位タイには7人が並ぶ中、不動裕理上田桃子が名を連ねた。上田は2連続イーグルをマークするなど持ち前の爆発力を発揮。一方の不動は着実にバーディを積み重ね、初日から首位争いを演じている。他の日本勢では、宮里藍が4アンダーの13位タイと好発進。横峯さくらも1アンダーの52位タイに続いている。一方、昨年大会で7位タイに入った佐伯三貴は4オーバーの121位タイ、メジャー初出場の馬場ゆかりは5オーバーの128位タイと出遅れる結果となった。

また、ディフェンディングチャンピオンのロレーナ・オチョア(メキシコ)は3アンダーの22位タイ。今大会が最後のメジャー戦となるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、カリー・ウェブ(オーストラリア)、ポーラ・クリーマーと並びイーブンパーの66位タイとしている。

2008年 全英リコー女子オープン