2015年 全英リコー女子オープン

朴仁妃が逆転でメジャー4大会を制覇 宮里美香は7位

2015/08/03 03:19
世界ランク1位の朴仁妃が全英初優勝。最終日に爆発力を発揮した

◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 最終日◇ターンベリー(スコットランド)6410yd(パー72)

これぞ「世界一」の実力だ。5位タイからスタートした朴仁妃(韓国)が「65」を叩き出し、通算12アンダーとして逆転で大会初優勝を飾った。首位との差5ストロークを追うと、7番(パー5)から4連続バーディ、14番(パー5)でイーグルを決めるなど、後続に3打差以上をつける圧勝だった。

世界ランキング1位の朴はメジャー通算7勝目。「ANAインスピレーション」、「KPMG女子PGA選手権」、「全米女子オープン」に続くメジャー4大会を制覇した。9月の「ザ・エビアン選手権」で5種類目のタイトルを狙う。

通算9アンダーの2位に3日目を終えて首位タイに立っていたメジャー初出場の20歳、コー・ジニョン(韓国)。8アンダー3位にリュー・ソヨン(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)の2人が入った。

トップとは2打差の4位から出た宮里美香は1イーグル、2バーディ、5ボギーの「73」で回り、通算5アンダーの7位タイでフィニッシュ。1977年「全米女子プロ選手権」を制した樋口久子以来、日本勢2人目のメジャー制覇はお預けとなった。

横峯さくらは「71」をマークして通算5オーバーの36位タイ。成田美寿々は「77」とスコアを落とし、通算9オーバーの50位タイで4日間の戦いを終えた。

2015年 全英リコー女子オープン