舞台は真夏のオーストラリア 上原彩子、野村敏京が出場
米国女子ツアー「ISPSハンダオーストラリアン女子オープン」が2月13日(木)から4日間に渡り、オーストラリアのザ・ビクトリアGCで開催される。昨季までの2年間はシーズン開幕戦に組み込まれていたが、今季は3週間前のバハマに続く第2戦として実施される。
日本勢は、上原彩子と野村敏京がエントリー。開幕戦ではともに決勝ラウンドに進出し、野村が23位、上原も33位とまずまずのスタートを切った。同じく開幕戦に出場した宮里藍は欠場し、次週の「ホンダ LPGAタイランド」から戦線に復帰する予定だ。
優勝候補の一角として期待されるのは、自身初のフルシーズン参戦を迎えている16歳のリディア・コーだ。ニュージーランド出身のコーにとってオーストラリアは、ジュニア時代から何度もプレーを重ねてきた慣れ親しんだ舞台。当時アマチュアで出場した昨年大会でも、首位タイで最終日を迎えるなど大きな存在感を示した。3週間前も7位タイと、上々のシーズンイン。今週も上位を賑わすプレーヤーの1人となりそうだ。
12年大会覇者で今季開幕戦を制したジェシカ・コルダのほか、ヤニ・ツェン(台湾)、ステーシ・ルイス、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、ポーラ・クリーマーらツアーを彩る主役たちも参戦。ホームの大声援を背負う地元スター、カリー・ウェブ(オーストラリア)の存在も見逃せない。
さらに、前週オーストラリアのゴールドコーストで行われた欧州・豪州女子ツアー共催競技「ボルビックRACVレディスマスターズ」で、プロ初優勝を果たしたタイガー・ウッズの姪、シャイアン・ウッズも出場を予定している。
南半球に位置するオーストラリアは現在、夏真っ盛り。次週からタイ、シンガポールと続くアジア・オセアニアシリーズ3連戦が幕を開ける。
【主な出場予定選手】
上原彩子、野村敏京、P.クリーマー、L.デービース、S.ガル、V.ハースト、A.ジュタヌガン、M.ジュタヌガン、L.コー、J.コルダ、S.ルイス、A.ムニョス、S.ペターセン、M.プレッセル、L.トンプソン、Y.ツェン、K.ウェブ、C.ウッズ