美香は逆転を許し、2打差の4位に終わる! 藍も5位と健闘
2009/05/25 10:50
ニューヨーク州にあるコーニングCCで開催されている、米国女子ツアー第10戦「LPGAコーニングクラシック」の最終日。19歳の宮里美香が4位でフィニッシュ。ヤニ・ツェン(台湾)が通算21アンダーで逆転優勝を手にしている。
ルーキーイヤーで初勝利への偉業に挑み、首位タイで最終日を迎えた宮里美香。スタートホールでいきなりボギーを叩くなど序盤は硬さが見られたが、中盤で3つのバーディを奪い復調。しかし、勝負所の終盤でスコアを伸ばすことができず、後続に逆転を許し通算19アンダー、単独4位で大会を終えた。惜敗を喫したが、今シーズンはこれで2度目のトップ10フィニッシュ。今後もツアーの台風の目となる可能性は十分だ。
11位タイスタートの宮里藍は、前日の良い流れを受け、序盤7ホールで4バーディをマーク。しかし、前半上がりの2ホールで連続ボギーを叩き一歩後退。それでも後半スタートホールで再びバーディを奪うと、その後2バーディを追加するなどし、通算17アンダーの5位タイに浮上してフィニッシュ。39位スタートの上田桃子は積極果敢に攻め、1イーグル、7バーディ、4ボギーでラウンド。通算13アンダーの26位タイで終えた。
優勝を手にしたのはヤニ・ツェン(台湾)。スタートホールこそボギーを叩いたが、それ以降は安定感抜群のゴルフを披露し、勝負所の終盤でも動じることなく鮮やかな逆転勝利。通算21アンダーで今季初優勝を手にしている。通算20アンダー、2位タイにはS.Y.カン(韓国)と、ベストスコア「65」をマークしたポーラ・クリーマーが食い込んでいる。