ガルビスら3選手が首位 ルイスは4位から逆転Wタイトルを目指す

◇米国女子◇CMEグループ タイトルホルダーズ 3日目◇チバロンGC（フロリダ州）◇パー72◇

米女子ツアー今季最終戦の「CMEグループ タイトルホルダーズ」3日目、優勝賞金70万ドルを懸けた争いは混沌を極めてきた。通算11アンダーで首位に並ぶのは、ナタリー・ガルビス、ジェリーナ・ピラー、ポルナノン・ファトラム（タイ）の3選手。2打差の通算9アンダーで、ステーシー・ルイス、レクシー・トンプソン、フォン・シャンシャン（中国）、サンドラ・ガル（ドイツ）の4選手が続いている。

2日目終了後の22日夜、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーの受賞式を終えた朴仁妃は、通算7アンダーで9位タイ。一方で、賞金女王とベア・トロフィー（年間平均ストローク1位）の争いは、明日の最終ラウンドまで分からない。賞金ランキングで首位の朴を追い掛ける同2位のスーザン・ペターソン（ノルウェー）は、通算1アンダーの30位タイと苦しい位置に沈んでいるものの、同3位のルイスは2打差の4位タイ。もしルイスが逆転優勝すれば、賞金女王とベア・トロフィーのダブルタイトルを獲得することになる。

日本勢では、この日4つスコアを伸ばした宮里美香が通算5アンダーの16位タイ、上原彩子は通算4アンダー20位タイ、有村智恵と宮里藍は通算5オーバーの52位タイでプレーしている。