2002年 サムスンワールドチャンピオンシップ

A.ソレンスタムが遂に首位に並んだ

2002/10/06 09:00

米国女子ツアー「サムスンワールドチャンピオンシップ」3日目。気温25度の無風状態という絶好のゴルフ日和の中、20名中15名がアンダーパーを記録。2位でスタートしたアニカ・ソレンスタムが15アンダーまで伸ばし、クリスティ・カーとともにトップで並んだ。

ソレンスタムは5番パー5で最初のバーディを奪うと、その後は安定したプレーで結局6バーディ、2ボギーという内容で4つスコアを伸ばした。

そして首位でスタートしたクリスティ・カーは、2日目に64と爆発的なスコアを記録し、この日も69でまとめ15アンダーまで伸ばした。最終ホールを迎えた時点では2位のソレンスタムに2打差をつけていたが、トップに立ったプレッシャーを受けたのかボギーを叩いてしまい、逆にバーディを奪ったソレンスタムに並ばれてしまった。

明日もソレンスタムと同組でプレーすることになるが、経験豊かな世界ナンバーワンプレーヤー相手に、ツアー1勝のカーがどこまで踏ん張ることができるか注目だ。

韓国企業の名を冠した大会で期待が掛かる朴セリが、この日のベストスコアとなる67をマークし11アンダー、4位タイまで順位を上げてきた。16番ホールまでに7バーディを奪い13アンダーとしていたが、17番パー3で痛恨のダブルパー。しかし18番では気を取り直しバーディを奪う意地を見せた。

日本の久保樹乃は、4バーディ、5ボギーで1つスコアを落としトータル4オーバーで最下位の18位タイ。出だしから3連続ボギーとしたが、その後は踏ん張りを見せた。苦戦はしているが、世界一流に囲まれて戦う経験は将来に生きるはずだ。明日、どこまで健闘するか期待したい。

2002年 サムスンワールドチャンピオンシップ