2002年 エレクトロラックスUSA選手権

A.ソレンスタムが7バーディ、ノーボギーで初日から首位に立った

2002/05/10 09:00

米国女子ツアー「エレクトロラックス USA選手権」が、テネシー州のレジェンドクラブ・オブ・テネシーで開幕した。初日首位に立ったのは、今シーズンの賞金レースを独走中のA.ソレンスタムだった。

先週は雨のため試合は36ホールに短縮され、ソレンスタムはペースを掴めぬまま59位と不本意な結果に終わった。その憂さを晴らすかのように、この日はバーディを積み重ねた。前半を2バーディで折り返したソレンスタムは、後半に入り13番から3連続を含む5つバーディを奪い7アンダーまで伸ばした。

今シーズン開幕戦で優勝し、2戦空いてメジャー第1戦「ナビスコ選手権」で2勝目を上げた。そして2週空いてこの試合を迎えた。今週はソレンスタムが勝つ波がきているのかも知れない。

2位にはW.ドゥーランとW.ウォードなど5人が5アンダーで並んでいる。さらに4アンダーで8人が並ぶ混戦となっている。

今週も日本勢は4名が出場しているが、初日最もスコアが良かったのは福嶋晃子だった。10番ホールからスタートした福嶋は12、13番で連続ボギースタートになった。しかし、16番から3連続でバーディを奪うなど2アンダーまで伸ばし35位につけている。

そして2番手は片野志保と小林浩美。片野は4バーディ、3ボギーで1アンダーをマーク。56位につけ、初めての決勝ラウンド進出へ気合いを入れてもらいたい。小林は17番パー4で2打目を直接カップイン、見事なイーグルでアンダーパーグループに入り込んだ。

そして4番手の小俣奈三香は10番ホールからスタートし、前半バーディなしの4ボギー。後半はバーディを1つ奪い3オーバーでホールアウト。123位と大きく出遅れてしまった。

この大会のディフェンディングチャンピオンで、先週の試合でも優勝したJ.インクスターも小林と並び56位につけている。

2002年 エレクトロラックスUSA選手権