19名の精鋭に日本ツアーの魏ユンジェが立ち向かう!
2003/10/07 09:00
米国女子ツアー第27戦『サムスンワールド選手権』が、10月9日(木)から12日(日)までの4日間、テキサス州ヒューストンのTPCウッドランドで開催される。1980年から開催されている大会で、招待選手20名のみ出場することになっている。米ツアーのトップクラスに混ざり、日本ツアー、韓国ツアー、欧州女子ツアーから賞金ランキングトップの選手が招待される。
日本ツアーから出場するのは台湾出身の魏ユンジェだ。招待として、まずランキングトップの不動裕理のところに話が来るが、日本ツアーもシーズン終盤の大事な時期を迎えるということで辞退し、不動を追う選手は相次いで首を横に振った。そして、魏のところに順番が回ってきたのだ。
今シーズンの魏は、6月に行われた「アピタ・サークルK・サンクスレディス」で日本ツアー初優勝を果たした。その後は優勝争いに絡めず、得意の”雄叫び”が鳴りを潜めている。日本に来る前は地元台湾で敵なしといった状況だっただけに、実力はまだまだ発揮できていない。今週は魏にとって願ってもいないチャンスとなる。米ツアーを代表する選手たちを相手に、どこまで実力を出せるか、そして得意の雄叫びは上がるのか注目される。
昨年の大会は女王アニカ・ソレンスタムが、2位に6打差をつける22アンダーで独走優勝を飾った。今シーズンも賞金争いで首位をキープしているが、大会連覇で3年連続での賞金女王を決めることができるか注目だ。
【主な出場予定選手】
アニカ・ソレンスタム、朴セリ、グレース朴、魏ユンジェ