2003年 LPGAコーニングクラシック

バーディ合戦が続き、17アンダーのC.マシューが単独首位!

2003/05/25 09:00

2003年米国女子ツアー「LPGA コーニングクラシック」は、決勝ラウンドに入り上位選手が順調にスコアを伸ばしハイレベルな闘いが繰り広げられている。惜しくも予選落ちに終わったが、今週男子ツアーに参戦したアニカ・ソレンスタムの活躍に刺激を受けたのか、各選手力強いプレーを披露している。

12アンダー首位タイからスタートしたスコットランドのカトリオナ・マシューが、通算17アンダーまで伸ばし単独首位に立った。前半4バーディで波に乗ったマシューは、12、14番のパー5でも確実にバーディを奪い18アンダーと後続を引き離しにかかった。続く15、16番で連続ボギーを叩いてしまったが、17番で再びバーディを奪い最終日に繋がるフィニッシュをしている。

今週のマシューは4つあるパー5全てでバーディを奪いスコアを伸ばしている。ボギーを4つ叩いているがバーディ21個は、女王アニカをも凌ぐ試合運びだ。2001年のカップヌードル ハワイアンレディス以来のツアー2勝目に王手をかけた。

2打差の15アンダー単独2位には、カナダのローリー・ケーンがつけている。ケーンも12アンダー首位タイからスタートし、前半4バーディでマシューと並んでいた。しかし後半は10、13番でボギーを叩き、バーディを奪ったのは12番だけ。勝負どころの終盤スコアを伸ばせなかったためマシューに2打差を付けられてしまった。

首位のマシューと同じく5ストローク伸ばす67をマークしたのは総勢4人。日本の福嶋晃子もその1人だ。1アンダー66位でギリギリ予選を通過した福嶋は、6バーディ、1ボギーで6アンダー25位タイまで浮上している。

2003年 LPGAコーニングクラシック