L.ケーンがコースレコード! 日本の2名も好スタートをきった
2003/03/14 09:00
米国女子ツアー開幕戦「ウェルチ・フライズ選手権」が、アリゾナ州のランドルフノース・ゴルフコースで開幕。男子ツアーに2ヵ月遅れて、2003年の女子ツアーがスタートした。初日単独首位に立ったのはカナダのローリー・ケーンだった。
3番パー5でイーグルを奪ったケーンは、後半に入り怒涛のバーディラッシュを見せる。14番から最終18番ホールまで5連続バーディでフィニッシュし、ランドルフノース・ゴルフコースのコースレコードを塗り替えた。
首位に1打差、8アンダーにはA.J.イーソーンと、トーニャ・ギルの2人。イーソーンはマンデー予選を通過してきた選手だ。マンデーでも64をマークし、今週2ラウンド目となる初日は「62」、さらにスコアを伸ばしている。
初日5アンダー以上をマークしたのは23人。そのまま日本ツアーとは比較できないが、米女子ツアーは開幕戦からアンダーパーが続出。バーディチャンスををしっかり取っていかないと、上位には入れないようだ。
今週日本から小林浩美と福嶋晃子の2名が出場。福嶋は13番パー5でイーグルを奪ったが、18番ではダブルボギーを叩いてしまった。それでも、周囲のバーディラッシュにつられ、5アンダー11位まで伸ばしている。小林も4アンダー24位とまずまずのスタートを切った。
昨シーズンは、小俣奈三香、片野志保、中島真弓の3人が加わり、5人の日本人選手がツアーで活躍したが、今年は、小林、福嶋の2名だけになってしまう。ベテランの域に入ってきた2人には、優勝をするくらいの活躍が期待される。