2012年 キングスミル選手権

藍が9位タイに浮上!首位は申智愛

2012/09/08 09:35
予選ラウンド2日間を終え、単独首位を快走するのは申智愛。(Hunter Martin/Getty Images)

◇米国女子◇キングスミル選手権 2日目◇キングスミルリゾート(バージニア州)◇6.384ヤード(パー71)

雷雨による約2時間の中断で、サスペンデッドとなった第1ラウンドの未消化ホールからスタートした2日目、宮里藍が「68」と3ストローク伸ばして、日本勢最上位となる通算7アンダー、9位タイと順位を上げて決勝ラウンドを迎える。

1番でセカンドショットをグリーン右バンカーに入れると、第3打目をピン約3.5mまで運ぶが決めきれずボギーが先行。しかし5番はセカンドをピン手前1.5m、7番(パー5)では3打目をピン奥3mにつけるなど「ショットの調子がすごく良い」と、安定したプレーでピンに絡ませ4つのバーディを奪った。「あと3つは取れたかな」とこの日のパッティングを悔やんだが、「この2日間ミスらしいミスはないので、自分としてはここまでは納得のいくゴルフができていると思う」と、好調をアピールした。

第1ラウンドを終えて首位だった申智愛が通算12アンダーで単独トップをキープ。通算11アンダーの単独2位にダニエル・カン、通算10アンダーの3位タイにはデヴィ・クレア・シュリーフル(オランダ)、ポーラ・クリーマーの2選手が並んでいる。

そのほかの日本勢では、初日に好スタートを切った宮里美香は5バーディ、4ボギーの「70」とスコアを伸ばせず通算6アンダーの15位タイ、片平光紀はイーブンパーのラウンドで通算3アンダーの41位タイで自身初の決勝ラウンド進出を果たした。なお、上田桃子金子絢香は予選落ちとなった。

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