宮里美香が3位Tフィニッシュ、S.ルイスがツアー通算3勝目
◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック 最終日◇ストックトン・シービューホテル&GC(ニュージャージー州)◇6,155ヤード(パー71)
「ショップライトLPGAクラシック」最終日、2日目に7位タイと後退した宮里美香だったが、この日は序盤からスタートからバーディを連取。1番ではセカンドショットを30cmにぴたりとつけると、これを沈めてバーディ。さらに2番では8mの下りラインを読み切って好発進を切った。中盤には2つのボギーを叩くも、「リーダーボードも見ていたので、(上がり2ホールは)凄く大事だな、しっかり取りに行こうと思って」との言葉通り、17番、18番をバーディで締めくくり、通算7アンダーの3位タイでフィニッシュした。
「昨日はちょっと緊張していたし、自分自身のショットに半信半疑な部分があったので。だから今日はスコアを伸ばすことよりも、決めたらしっかりそのショットを打つことだけを考えてやっていた。ちょっとしたことで、こんなに変わるんだなと正直感じられましたし、そういった意味では、この大会は大きかったと思う」と自信を取り戻し、今週開幕の米国女子メジャー第2戦「ウェグマンズLPGA選手権」に挑む。
今大会を制したのはステーシー・ルイス。6打の大量リードでスタートしたルイスが、5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーにとどまるも、通算12アンダーの圧勝でツアー通算3勝目を飾った。通算8アンダーの単独2位にはキャサリン・ハル、通算7アンダーは宮里美香と並んでアサハラ・ムニョス(スペイン)が続いた。
日本勢の宮里藍は序盤から3連続バーディを奪ってロケットスタートを切るも、中盤に連続ボギーを叩いて失速。通算4アンダーの10位タイでフィニッシュ。上田桃子は最終日に「74」とスコアを崩し、通算5オーバーの59位タイで今大会を終えている。