2011年 アヴネットLPGAクラシック

16歳の“天才少女”がトップタイに!野村敏京は52位に後退

2011/05/01 09:30
16歳のA.トンプソンが首位タイに浮上!ツアー最年少優勝なるか!? (Scott Halleran /Getty Images)

アラバマ州のRTJゴルフトレイルで行われている米国女子ツアー第6戦「アヴネットLPGAクラシック」の3日目。全米注目の若手アレクシス・トンプソンが通算7アンダーで、韓国のキム・ソンヒ―と並んで首位タイに浮上した。

第3ラウンドを通算2アンダーの16位タイで迎えたトンプソンは、5番から2連続バーディを奪って勢いに乗った。後半インは3つのバーディを奪って「67」をマーク。並み居る強豪を押しのけてトップへと躍り出た。

“レクシィ”の愛称で知られる米国出身のトンプソン。1995年2月10日生まれのまだ16歳だ。アマチュア時代の2007年に史上最年少の12歳4カ月で全米女子オープンに出場した逸材。2009年には同大会で予選を通過し、昨年6月に15歳126日の若さでプロ転向。これは15歳359日でプロになったミッシェル・ウィを抜いて史上最年少となった。さらにLPGAツアー初優勝を飾れば、2005年に「サイベースクラシック」を制したポーラ・クリーマーの18歳9ヶ月17日の最年少優勝記録を大幅に更新する快挙となる。

1打差の3位には韓国のエイミー・ヤン。さらに1打差の4位タイにはマリア・ヨース(スウェーデン)、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、カレン・スタップルス(イングランド)がつけている。一方、第2ラウンドを終えてトップだったサンドラ・ガル(ドイツ)は「75」と崩れ、通算4アンダーの7位タイに後退した。

また、今大会日本勢でただ一人、予選を通過した野村敏京は通算イーブンパーの29位タイからスタート。しかし3バーディ、7ボギーの「76」とスコアを落とし、通算4オーバーの52位タイとなった。

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