ノイマンが6年ぶりの優勝!グレース朴はまたまた2位
サウスカロライナ州ノースオーガスタにあるマウントビンテージPGCで行われている、米国女子ツアー第27戦「アサヒ緑健インターナショナル選手権 at Mount Vintage」の最終日。トップタイでスタートした1988年全米女子覇者のリソレット・ノイマンが6年ぶりとなるツアー通算13勝目を飾った。
38歳のノイマンはこの日6バーディ、2ボギーの通算15アンダーでホールアウト。最後の勝利は1998年の「チック・フィルAチャリティ選手権」で、同年賞金ランキング5位にも入った。
最終日にノイマンを追走したのが3位スタートのグレース朴。前半は4打離れていたが、後半12番のイーグルを皮切りに、14番、16番でバーディを決め2度も1打差に迫った。しかし、その都度ノイマンがバーディを沈めて再び2打差にリードを広げた。17番ホールでグレース朴はアプローチを木に当てボギーとした時点で勝負あり。ここ最近勝てそうで勝てずにいるグレース朴は、通算12アンダーでホールアウトして今季5度目となる2位でフィニッシュした。
3位タイには首位から5打差でローラ・デービース、クリス・チェダー、シルビア・カバレリが入った。
来季のシード権獲得のため、少しでも上位進出を狙っていた東尾理子だが、最終日は2番でいきなりのダブルボギー、前半を2オーバーで折り返した。しかし、後半は2バーディ、ノーボギーと建て直し、この日イーブンパーでホールアウト。通算1アンダーの38位タイで競技を終了した。
この大会が終わると、出場できる選手が限られる試合が続くため、東尾にとってこれが今シーズン最後の試合。来季のシード権を獲得するには、賞金ランキング90位以内に入らなければならない。大会前、同ランキング89位のボーダーラインぎりぎりにいた東尾にとって価値のある賞金を獲得した。