宮里藍が昨年の雪辱を晴らすのか!大和撫子たちが頂点を目指す
米国女子ツアー第21戦「全英女子オープン」が7月28日(木)から31日(日)までの4日間、イングランド、ロイヤルバークデールで開催される。2001年にメジャー大会へと昇格した今大会には、数多くのトッププロが集う。
日本からはサントリーレディス終了時の賞金ランキング上位となる、宮里藍、不動裕理、服部道子、表純子が参戦。さらに、米国女子ツアーに挑戦している東尾理子も出場する。なかでも注目なのが、昨年プロとして海外メジャーである今大会に初挑戦し、予選を落ちを喫している宮里。悔しい思いをしているだけに、今年にかける意気込みは相当強いはずだ。ただし、前哨戦ともいえる先週の「エビアンマスターズ」では57位タイと、今ひとつの結果だったのが気にかかる。気持ちを切り替えて、上位進出を目指して欲しい。
また、昨年の大会ではカレン・スタップルズ(イングランド)が、最終日に2番のパー5でアルバトロスを達成するなどスーパープレーを連発。ベストスコア「64」マークし、女子メジャー史上タイ記録となる通算19アンダーで、見事勝利の栄冠を掴んでいる。
そのほかの選手としては、今季メジャー1、2戦を勝利している女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)を忘れてはならない。年間グランドスラムをかけて臨んだ「全米女子オープン」では、23位タイと不本意な結果に終わっているが、3つ目のメジャー奪取へ向けてコンディションも上々。優勝候補筆頭なのは間違いない。
さらに、先週の「エビアンマスターズ」で、今季2勝目を挙げている18歳の実力者、ポーラ・クリーマー(アメリカ)、そして同大会を2位タイでフィニッシュした15歳の天才アマチュア少女、ミッシェル・ウィ(アメリカ)らも好調をキープ。勝利の栄冠を手にする可能性は十分ある。
【主な出場予定選手】
宮里藍、不動裕理、服部道子、表純子、東尾理子、A.ソレンスタム、C.カー、L.オチョア、K.ウェブ、P.クリーマー、B.キム、N.ガルビス、K.スタップルズ、M.ウィ(アマ)