2005年 全米女子オープン

スーパーアマM.ウィが暫定4位!アニカ、宮里は・・・

2005/06/24 09:00

コロラド州、チェリーヒルズビレッジで行われている、米国女子ツアー第16戦「全米女子オープン」の初日。途中雷雨による1時間の中断があるなどスケジュールに大幅な変更があり日没サスペンデッドとなった。この日、暫定で首位に躍り出たのが、カリン・イシュール(フランス)、アンジェラ・スタンフォード、アマチュアのブリタニー・ラングの3人だ。

なかでも、好スタートを切ったのがイシュール。結果的に日没サスペンデッドとなり、完全ホールアウトできかなかったが、明日以降に期待がもてるプレーを展開した。また、2003年の「全米女子オープン」で、プレーオフの末、惜しくも優勝を逃しているスタンフォードにも注目したい。

一方、女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)の初日は、スコア「71」のイーブンパーで、トップと2打差の暫定9位タイ。彼女も優勝に向けて好スタートを切っている。プレー内容も安定している。同順位には、2連覇を狙うメグ・マローンもつけている。この2人の今後の動向からも目が離せない。

注目の日本勢は、宮里藍がスコア「73」の2オーバーでトップと4打差の暫定22位タイ、肥後かおりがそれに続き3オーバーの暫定35位タイと、この2人はまずまずの位置。東尾理子が6オーバ-の暫定90位タイ、不動裕理が7オーバーの暫定100位タイ、山口千春が9オーバーの暫定136位タイと、やや厳しい状況。何とか本来の調子を取り戻して予選突破を成し遂げてもらいたいところ。

また、海外の強豪選手の中では、若手注目株のポーラ・クリーマー朴セリ(韓国)らが3オーバーの暫定35位タイと、こちらも十分上位を目指せるポジション。2日目以降、どこまで伸びてくるのか楽しみだ。

2005年 全米女子オープン