C.キムが混戦から抜け出して単独首位に!
2005/05/22 09:00
ニューヨーク州にあるワイカギルCCで行われている、米国女子ツアー第11戦「サイベースクラシック」の3日目。クリスティナ・キム(韓国)が、首位に4人並ぶ混戦から抜け出して、単独首位に躍り出た。
クリスティナはこの日、他の上位陣がスコアを思うように伸せない中、スコア「70」をマーク。通算6アンダーとして2位以下に1打差をつけた。最終日も混戦が予想されるだけに、優勝を確実なものとするには3日目のような堅実なプレーに加え、より攻撃的なゴルフを望みたいところだ。
また、予選ラウンドでクリスティナ・キムとともに首位タイだった、ジョ・ミ・キム(韓国)、グローリア・パーク(韓国)、ルーキーのポーラ・クリーマーらは、この日イーブンパーとし、通算5アンダーで2位タイグループを形成。さらに、この4人に4アンダーで続いているのが5位タイのヘザ-・ボウイとシウ・アイ・リム(マレーシア)。2人ともスコアを上げて優勝争いの一角に加わってきた。
そのほか、予選ラウンドで10位タイと好位置にいた金美賢(韓国)は、通算3アンダーで7位タイ、動向が注目されたグレース朴は、この日3アンダーとスコアを伸ばして9位タイまで浮上。爆発力があるだけに最終日に期待がもてる。
日本勢として、39位タイから決勝ラウンドに進んだ東尾理子だったが、思うようなプレーができず通算9オーバーと53位タイまで後退。果たして最終日にどこまで順位を上げられるか。