宮里美香が2位タイ!藍もスコア伸ばし予選を突破!!
ニューヨーク州にあるローキャストヒルGCで開催されている、米国女子メジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」の2日目。初日に比べ風は少し弱まったが、スコア崩す選手が続出。3アンダー4位タイからスタートした宮里美香が、スコアを2つ伸ばし通算5アンダーで2位タイに浮上している。
スタートホールの10番で10mのパーパットを残すピンチも、捻じ込んで脱出した宮里。この日は4バーディ、2ボギーという内容で着実にスコアを伸ばした。「10番はボギーを覚悟していたのでラッキーでした。今日はガマンの展開になると思っていたので、アンダーで回れて良かったです。明日からも気を引き締めて、自分のゴルフをやりたい」と、決勝ラウンドでもさらにスコアを伸ばせるよう気合いを入れる。
宮里に5打差をつける通算10アンダーの単独首位に立っているのはクリスティ・カーだ。6バーディ、ノーボギーでラウンドし、ボギーを叩いたのは初日18番の1ホールだけ。安定感抜群のゴルフで早くも独走態勢に入る勢いだ。宮里と並び2位タイにつけるのは韓国の朴仁妃。さらに1打差の4アンダー4位タイにブリタニー・リンシコムとエイミー・ヤン(韓国)の2人が並んでいる。
初日1アンダー11位タイの好スタートを切った横峯さくらは、スコアを1つ落としたが、通算イーブンパーの18位タイ。1オーバー38位タイからスタートした有村智恵は、4バーディ、4ボギーとスコアは伸ばせなかったが23位タイに浮上し決勝ラウンド進出を決めた。
そして、初日に4オーバー97位タイと大きく出遅れた宮里藍が、スコアを1つ伸ばし通算3オーバーの48位タイで予選通過を果たした。10番からスタートした宮里は、15番から3連続バーディを奪うなど5つのバーディを重ねたが、ボギーも4つ叩いてしまった。「ちょっと波があったけど、1つでも伸ばそうと粘り強くプレーできた。今日はショットが安定していたし、バーディがたくさん獲れたことは良かったと思う」と、予選を突破したことでまずは一安心。
一方、6オーバーの124位タイとさらに出遅れていた上田桃子は、この日2バーディ、4ボギーと2オーバーに留めたが、通算8オーバーは101位タイで予選落ちとなった。