藍は出遅れ!宮里美香が首位と1打差4位タイの好スタート!
2010/06/25 09:18
今シーズンの米国女子メジャー第2戦「LPGAチャンピオンシップ」が、ニューヨーク州にあるローキャストヒルGCで開幕した。雲の流れが早く、晴れたかと思えば急に厚い雲が覆うような不安定な天気となった。14時過ぎに強い雨が降り15分ほど中断するも、すぐに止んで再開。以降は順調に進行したが、一日を通して風が強く、苦しめられる選手も多かった。
その目まぐるしく変わる風に翻弄されたのが、ロレックス(ワールド)ランキング首位で今大会を迎えた宮里藍だった。「風の影響を受けたり受けなかったりで、スコアメイクが難しかった」とラウンドを振り返る宮里は、1バーディ、5ボギーの4オーバーで首位と8打差の97位タイと大きく出遅れてしまった。
今大会は日本から5名の精鋭が出場しているが、初日に好スタートを切ったのは宮里美香。1番で3mのバーディパットを沈めると、6番でボギーを叩くが8番、12番、そして17番パー5で3打目のアプローチをぴたりと付けて3アンダーに伸ばした。4アンダーで首位に並ぶステーシー・ルイス、イ・ソンファ(韓国)、クリスティ・カーに1打差の4位タイとなっている。
その他の日本勢は、横峯さくらが1アンダーの11位タイ、有村智恵が1オーバーの38位タイ。上田桃子は6オーバーの124位タイと大きく出遅れてしまった。