2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ

宮里藍が7アンダー首位タイでメジャー最終日を迎える!

2006/06/11 09:00

メリーランド州にあるブルロックGCで開催されている、米国女子ツアー第13戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」の3日目。2日目がサスペンデッドだったため、第2ラウンドの残りのラウンドと、第3ラウンドが行われた。2ラウンド目を終えて、単独首位には、パット・ハーストが通算7アンダー。宮里藍は、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、カリー・ウェブと並んで、通算4アンダーの8位タイとした。不動裕理は32位タイ、諸見里しのぶは予選通過はならなかった。

第3ラウンドに入って、宮里が上がってきた。1番をバーディで発進した宮里は、上位陣がスコアメイクに苦しむ中、4バーディ、1ボギーでフィニッシュ。3つスコアを伸ばして、通算7アンダーまでスコアを伸ばし、ムービングデーにしっかりと動きを見せ、首位タイに浮上。最終組でメジャー最終日を迎え、1977年の樋口久子以来の日本人のメジャー制覇を狙う。

その宮里と並んで首位タイには、首位タイからスタートしているハースト。ハーストは8番まで2バーディとして、2つスコアを伸ばしていたものの、9番でダブルボギー。その後はパーが続く我慢の展開で、この日をイーブンパーとスコアを伸ばすことが出来ず、通算7アンダーとしている。

3位タイには、ミッシェル・ウィ金美賢(韓国)など3名が、通算6アンダーと1打差で追う混戦。この日のウィは、出入りの激しい内容ながら5バーディ、4ボギーと1つスコアを伸ばして、通算6アンダーとしている。6位タイには、ロレーナ・オチョア(メキシコ)、朴セリ(韓国)など3名が通算5アンダー。カリー・ウェブは、通算4アンダーの9位タイとしている。

一方、女王アニカは、この日スコアを崩してしまい、通算1アンダーの23位タイと苦しい展開に。また、日本の女王不動は、通算2アンダーの18位タイにつけ、3日目を終えている。

2006年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ