2018年 富士フイルム シニア チャンピオンシップ

欧州5勝のバリー・レーンが初優勝

2018/11/03 16:30
日本のシニアツアーで初優勝を飾ったB.レーン

◇国内シニア◇富士フイルム選手権 最終日(3日)◇江戸崎カントリー倶楽部(茨城)◇6991yd(パー71)

2打差を追ってスタートしたバリー・レーン(イングランド)が8バーディ、1ボギー、この日のベストスコア「64」で回り、通算10アンダーで日本シニアツアー初優勝を飾った。

レーンは欧州シニアツアーを主戦場にする58歳。シニア入り前の欧州ツアーでは通算5勝を飾り、1993年には欧米対抗戦「ライダーカップ」にも出場した。2010年から加わった欧州シニアでは通算6勝を挙げており、17年「ウィローシニアゴルフクラシック」第2ラウンドには同ツアー最少ストロークの「60」を記録して優勝を飾った。

日本は1989年から7年間で計14試合のレギュラーツアーに出場するなど、昔から縁があった地。「日本はコースが素晴らしい。プレーヤーも親切だし、何より寿司が大好きなんだ」と、12年からは欧州シニアが1カ月休みに入るこの時期を狙って来日を続けている。今年は前週の「福岡シニアオープン」(35位タイ)から参戦。2試合目で初優勝を決めた。

通算8アンダーの2位に、首位スタートから逆転を許したプラヤド・マークセン(タイ)。665万円を加算して今季賞金は7536万1400円となり、自身が2017年に樹立した年間のシニアツアー史上最高額(7000万4791円)を塗り替えた。

通算5アンダーの3位にキム・ジョンドク(韓国)、汪徳昌(台湾)、マークセンと並んで首位から出た田村尚之の3人が続いた。

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