2016年 日本シニアオープンゴルフ選手権競技

P.マークセンがルーキー対決制す シニアメジャー初優勝

2016/09/18 15:58
3打差をつけてシニアメジャー初優勝を飾ったP.マークセン ※写真提供:日本ゴルフ協会

◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープンゴルフ選手権競技 最終日(18日)◇習志野カントリークラブ キング・クイーンコース(千葉県)◇6938yd(パー72)

首位タイからスタートしたシニアツアー1年目のプラヤド・マークセン(タイ)が、5バーディ、ノーボギーにまとめる「67」でプレー。同じ50歳でルーキーの鈴木亨を3打差で振り切る通算12アンダーとし、今季3勝目をメジャー初タイトルで飾った。

直近のレギュラーツアー優勝は、当時49歳で出場した2015年7月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」。年齢による衰えを感じさせないまま50歳になった今年1月にシニア入りし、今週の勝利により賞金ランクは1位に浮上した。早くも賞金王の有力候補に挙られるルーキーが、ツアーに新風を吹き込んでいる。

マークセンと同じ首位から出た鈴木は、後半11番(パー5)のバーディで一時は単独首位に立ったが、12番から3つのボギーを叩いて失速。5バーディ、3ボギーの「70」は通算9アンダーにとどまり、今年6月から参戦したシニアツアーの初タイトルを逃した。

通算1アンダーの3位に盧建順(台湾)。通算イーブンパーの4位タイに渡辺司ピーター・ファウラー(オーストラリア)が続いた。

2016年 日本シニアオープンゴルフ選手権競技