安田祐香と武尾咲希が首位発進 渋野日向子は3打差10位
◇国内女子◇明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 初日(12日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)
2020年と1シーズンに統合された21年の第2戦が開幕。19年プロテスト合格の20歳・安田祐香が6バーディ、1ボギーの「67」で回り、5アンダーで武尾咲希と並んで首位発進した。
「満足度は80%くらい」と唯一のボギーをたたいた2番ホールを悔やんだ安田だが、安定したショットで危なげないプレーを披露。オフは痛めた首を気遣いながら「ゴルフと休み、メリハリをつけて自分なりにやりました」と、21年の飛躍を期している。「久しぶりに良いプレーができたので、すごく嬉しいです」と健康的な笑顔でこの日のラウンドを振り返った。
前週「ダイキンオーキッドレディス」2位の森田遥が1打差3位と好調をキープ。永井花奈、上原彩子、稲見萌寧とともに3位グループを形成した。
渋野日向子は3バーディ、1ボギーの「70」。前半6番でボギー先行から7番(パー5)でバウンスバックとなるバーディを奪取。後半11、12番と連続バーディを決めた。2アンダーは新垣比菜、堀琴音、昨年「日本女子オープン」でローアマチュアの岩井明愛(あきえ)らと並んで10位。
「ダイキン-」優勝の小祝さくらは1アンダー21位。賞金ランキングトップの笹生優花、2年越しの連覇がかかる鈴木愛は1オーバー47位。
明治安田生命所属でホステスプロの勝みなみが6オーバー111位、昨年国内メジャー2勝の原英莉花は7オーバー116位と大きく出遅れた。
<上位成績>
1T/-5/安田祐香、武尾咲希
3T/-4/森田遥、永井花奈、上原彩子、稲見萌寧
7T/-3/山路晶、山内日菜子、イ・ミニョン
10T/-2/渋野日向子、比嘉真美子、新垣比菜、堀琴音、岩井明愛(アマチュア)ほか