古江彩佳ら3人が首位発進 小祝さくら1打差
2021/04/16 16:48
◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 初日(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6501yd(パー72)
2020年11月「大王製紙エリエールレディス」に続くツアー5勝を目指す古江彩佳が5バーディ、ノーボギーの「67」でプレー。ツアー初優勝を目指す山下美夢有、沖せいらと並んで5アンダー首位で発進した。
「ボギーがないのでストレスもなくて、うれしかったです」という今年初のノーボギーのラウンドに、古江の表情は緩む。昨年は3勝を挙げながら、今年は調子が上がらず、前週に初めてトップ10入り(8位)したばかり。
それでも「バーディが獲れているのでショットも良かったかなと思うけど、自分の中では安心感は全然ないです。つけられたところで、なんとかバーディを獲れている感じ」と本調子はもう少し先。「自分のスコアは戻ってきたのかな」と半歩前進を喜んだ。
前日15日に23歳の誕生日を迎えた小祝さくらは2021年3勝目に向けて、1打差の4アンダー4位。地元熊本出身の笠りつ子、高橋彩華と並んだ。
藤田さいき、イ・ミニョン(韓国)、高木優奈、吉田優利が3アンダー7位。
3週連続の優勝がかかる稲見萌寧は2オーバー60位。前回2019年大会の覇者・李知姫(韓国)は5オーバー87位と出遅れた。
<上位の成績>
1T/-5/古江彩佳、沖せいら、山下美夢有
4T/-4/高橋彩華、笠りつ子、小祝さくら
7T/-3/藤田さいき、イ・ミニョン、高木優奈、吉田優利
11T/-2/小貫麗、濱田茉優、野澤真央、申ジエ、サイ・ペイイン、酒井美紀、澁澤莉絵留