東京五輪代表決定までラスト2戦 稲見萌寧と古江彩佳が日の丸目指す
2021/06/16 12:11
◇国内女子◇ニチレイレディス 事前情報◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6550yd(パー72)
女子ツアーは6戦ぶりに関東で開催される。賞金総額は前回2019年大会よりも2000万円増の1億円。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客で行われる。
前回大会は鈴木愛が高橋彩華とのプレーオフを制し、2週連続となる大会連覇を果たした。
世界ランキングを基に決まる東京五輪代表決定(※)までラスト2戦。日本勢は米ツアーを主戦場とする同ランク10位の畑岡奈紗に次いで、国内ツアーに専念する稲見萌寧が同24位、古江彩佳が同28位につけている。2人はともに日の丸の2枠目を目指し、勢いを加速させたいところ。稲見は西村優菜と原英莉花と初日同組。古江は前週優勝の青木瀬令奈、賞金ランキング1位の小祝さくらと回る。
前週予選落ちの鈴木には大会3連覇がかかる。
35歳の誕生日だった15日に結婚した今季1勝の上田桃子はミセスになって最初の試合となる。
<主な出場予定選手>
鈴木愛、青木瀬令奈、イ・ボミ、稲見萌寧、上田桃子、大里桃子、河本結、小祝さくら、申ジエ、高橋彩華、原英莉花、古江彩佳、安田祐香、山路晶、吉田優利
※女子ゴルフ競技は埼玉・霞ヶ関CCで8月4日に開幕。出場選手は海外メジャー「全米女子プロ」(6月24~27日)終了時点の世界ランキングを基に決まる。同ランク15位以内なら各国最大4人、それ以外は各国最大2人が出場権を得るが、開催国と各5大陸には最低1枠が保証され、計60人の出場選手が決まる。