稲見萌寧が涙のツアー2勝目 浅井咲希、ぺ・ソンウとのプレーオフ制す
2020/10/11 14:55
◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(11日)◇東名CC(静岡)◇6572yd(パー72)
首位に1打差の8位から出た稲見萌寧が通算5アンダーで並んだ浅井咲希、ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを制し、逆転優勝。2019年7月「センチュリー21レディス」以来のツアー2勝目を挙げた。18番(パー5)で行われたプレーオフ1ホール目でバーディを奪って決着、クラブハウスに戻る途中で涙を見せた。
正規の18ホールは、稲見が5バーディ、ノーボギーの「67」、ぺは6バーディ、1ボギーの「67」、浅井は4バーディ、ノーボギーの「68」でプレーした。
通算4アンダー4位はイ・ナリ(韓国)。前週の「日本女子オープン」を制してメジャーチャンピオンとなった原英莉花が7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、比嘉真美子、古江彩佳らと並んで通算2アンダー5位に入った。
首位から出た新垣比菜は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを伸ばせず通算1アンダー12位タイ。昨季賞金女王の鈴木愛と西郷真央は第2ラウンド開始前に体調不良のため棄権した。
2日目が大型の台風14号の接近による大雨、コースコンディション不良により中止となり、競技は36ホールに短縮して行われた。賞金加算は75%となる。
<上位の最終成績>
優勝/-5/稲見萌寧
2T/-5/浅井咲希、ペ・ソンウ
4/-4/イ・ナリ
5T/-2/小祝さくら、原英莉花、古江彩佳、穴井詩、宮田成華、山下美夢有、比嘉真美子
12T/-1/新垣比菜、笹生優花、申ジエ ほか