19歳のルーキー笹生優花が初優勝 コースレコード「63」で鮮やか逆転
2020/08/16 14:31
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(16日)◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6710yd(パー72)
6月の「アース・モンダミンカップ」以来となるシーズン2戦目は、昨年プロテストに合格したルーキーの笹生優花が初優勝を飾った。初日首位発進から2日目に1打差3位に後退したが、この日は1イーグル7バーディでコースレコードに並ぶ「63」をマーク。後続に4打差をつける通算16アンダーとし、鮮やかに逆転した。
プロテスト合格後は尾崎将司の“ジャンボ邸”に通って腕を磨き、2月にはオーストラリア開催の米ツアー2試合に出場。6月の日本ツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」で5位となり、プロ転向4戦目で早々と初タイトルをつかんだ。日本人の父とフィリピン人の母を持ち、2つの国籍を有する19歳。来年に延期された「東京オリンピック」のフィリピン代表1番手につけている。
産休明けのシーズンに臨む若林舞衣子が「64」、藤田さいきが「66」で回り、通算12アンダー2位フィニッシュ。通算11アンダー4位に有村智恵。
2試合連続の最終日最終組で初優勝を狙った18歳の西郷真央は通算10アンダーで、開幕戦に続き5位。西郷と並ぶ首位から出た19歳の後藤未有は「74」とスコアを落とし、宮里美香らと並ぶ通算6アンダー14位で終えた。昨季賞金女王の鈴木愛は通算5アンダーの22位だった。
<上位の成績>
1/-16/笹生優花
2T/-12/若林舞衣子、藤田さいき
4/-11/有村智恵
5/-10/西郷真央
6T/-9/安田彩乃、蛭田みな美