最長コースでの女子プロ最強決定戦!海外勢のメジャー連勝は続くか?
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯◇登別カントリー倶楽部(北海道)◇6750yd(パー72)
秋のゴルフシーズン本格化を告げる国内女子メジャーの一戦が、8日(木)から4日間、国内女子ツアー史上最長となる6750yd(パー72)のコースで、開催される。日本有数の温泉街が、この一週間は国内女子プロ最強の称号を懸けたタフな戦いに沸騰する。
昨年の大会を制したのは、台湾のテレサ・ルー。上田桃子と並んで首位タイから出た最終日に1つスコアを伸ばして通算7アンダーとし、2位に2打差をつけてメジャー通算3勝目を達成した。
大会連覇を目指すルーだが、今季はまだ開幕戦での1勝止まり。リオ五輪出場などでツアーを長く離れていたこともあるが、トップ10入りも4度と本来の実力からすれば少し物足りないシーズンとなっている。予選ラウンドは大山志保、鈴木愛とのペアリングに入り、ディフェンディングチャンピオンの一戦で好転させたいところだ。
2年連続の賞金女王に向けて賞金ランキング1位を快走するイ・ボミ(韓国)は、同2位につけ直近3試合で2勝を挙げている笠りつ子、そして2012年大会の覇者・有村智恵と予選同組でプレーする。元世界ランク1位の申ジエ(韓国)や、前週ツアー初優勝を飾った穴井詩、今年プロテストトップ合格で出場権を獲得した永井花奈も注目を集めそうだ。
現在、国内メジャー大会は外国勢が7連勝中。最後に日本人選手がメジャー大会を制したのは、2年前の本大会の鈴木愛までさかのぼる。大会を主催する日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長が“世界基準”と自負する舞台で栄冠を掴むのは誰か?
【主な出場予定選手】テレサ・ルー、イ・ボミ、笠りつ子、申ジエ、キム・ハヌル、鈴木愛、渡邉彩香、菊地絵理香、穴井詩、大山志保、上田桃子、表純子