2009年 富士通レディース

キャンベルが宮里を下し3年ぶりの優勝!

2009/10/18 17:10
宮里藍とのプレーオフを制し、3年ぶりの勝利を手にしたN.キャンベル

千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブで行われている国内女子ツアー第28戦「富士通レディース」の最終日、勝負の行方は宮里藍N.キャンベル(豪州)のプレーオフにもつれ込んだ。

首位と3打差の4位タイからスタートした宮里とキャンベルの二人。3バーディノーボギーでスコアを伸ばした宮里と、4バーディ1ボギーのキャンベルが通算9アンダーで先にホールアウトして最終組を待つ。同じく9アンダーで最終ホールを迎えた飯島だったが、ここで痛恨の3パットのボギーを叩き、プレーオフ進出を逃してしまう。

プレーオフは3ホール目まで両者パー。4ホール目でグリーン手前カラーからのバーディパットをショートさせた宮里に対し、キャンベルは12mのバーディパットを沈めて決着。キャンベルが06年以来となる自身通算2勝目を飾っている。

惜しくも2週連続優勝を逃した宮里だが、「私がボギーを打って負けたわけではないので、今はやりきった感で一杯です。今週は良い経験になったし、自分としては満足しています」と、充実した表情を見せていた。

プレーオフ4ホール目でN.キャンベルに敗れ、2週連続優勝を逃した宮里藍
4番、5番の3パットによる連続ボギーが痛かった…。馬場ゆかりは3位タイで終了
18番で3パットのボギーを叩き、プレーオフ進出を逃した飯島茜
プレーオフをかけたバーディパットが外れ、2年ぶりの優勝を逃した佐伯三貴
8位タイで終えた古閑美保だが、「(優勝への)手応えはあります」と収穫は多かった
藍ちゃんのプレーにギャラリーも魅せられた
優勝を決め、笑顔でキャディに抱きついた
優勝を決めるウィニングパットに叫ぶ!
優勝は逃したが今週も魅せてくれた藍ちゃん
真剣にラインをよむ馬場ちゃん
残念ながら優勝に届かず3位タイの茜ちゃん
正規の最終18番でパーパットを決め、プレーオフに持ちこんだ
今日も多くのギャラリーの声援を受けティショット
4ラウンドに渡るプレーオフを終え、陽も落ちようとしていた
プレーオフで抜群のアプローチを見せる
バンカーからのセカンドショット
バーディーパットが入らず、惜しくも3位タイのミキティ
スタート前、ギャラリーに手をあげながら1番ティに向かう藍ちゃん
カートに乗りプレーオフのティグラウンドに向かう
あごの高いバンカーからショットする藍ちゃん

2009年 富士通レディース