国内メジャー初戦に宮里藍、美香らが参戦 成田はタイトル防衛に挑む
国内女子メジャー今季初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」が、5月7日(木)から4日間、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・東コースで開催される。4日間72ホール、ストロークプレー(36ホールを終了し、上位60位Tまでが決勝ラウンドに進出)、優勝賞金2,400万円で争われる。
昨年は、成田美寿々が最終日に2打差首位のフォン・シャンシャン(中国)を逆転し、メジャー初制覇を果たした。今季はすでに第6戦「スタジオアリス女子オープン」での優勝を含めトップ10入り3回。ディフェンディングチャンピオンとして迎える大会へ「プレッシャーはある」としながらも、「パッティング、ドライバーの飛距離は昨年より数段良くなっている。このアドバンテージを見て欲しい」とし、連覇に意欲を見せている。
今年も“ワールドレディス-”に相応しい各国のプレーヤーが集結する。米女子ツアーを本拠地とする宮里藍に、国内14勝・米9勝の実績を考慮して「特別承認者」の資格を与えて招聘。さらに、宮里美香(2013年「日本女子オープン」優勝)も帰国参戦を果たすほか、米ツアーからは昨季2勝を挙げたジェシカ・コルダの日本女子メジャー初参戦も決まった。
迎え撃つのは、前週の優勝で勢いをつけた元世界ランク1位の申ジエ、賞金ランク1位を走る菊地絵理香、さらには好調の若手・藤田光里や渡邉彩香といった面々。アマチュア勢ではナショナルオープンでローアマチュアを獲得したキム・ウジョン(2014年「韓国女子オープン」)、永井花奈らが(2014年「日本女子オープン」)加わり、今季の国内メジャー初戦を華々しく彩る。
なお、今年は使用コースを西コースから東コースへと変更。最近では2013年国内男子メジャー「日本オープンゴルフ選手権」が開催されたことでも知られる戦略性の高いコースが舞台となる。2011年にワングリーン化され、見た目ではわかりにくい起伏に加え、コンパクション(硬さ)は、ギリギリ球を止められる“24”のメジャー仕様になる予定。ボールを上げる、曲げるといった高い技術が試される。
【主な出場予定選手】
アン・ソンジュ、チュン・インジー、ジェシカ・コルダ、キム・インキョン、申ジエ、成田美寿々、茂木宏美、イ・ボミ、鈴木愛、大山志保、テレサ・ルー、宮里藍、宮里美香、森田理香子、不動裕理、原江里菜、上田桃子、渡邉彩香、菊地絵理香、藤田光里、香妻琴乃 ほか