久保樹乃、逆転の初勝利
1996/09/22 18:00
「なんとかシード権をとりたい」と無欲の久保樹乃が、まさかの初優勝を飾った。初日こそトップだったが2日目には後退。若い選手だけにそのままズルズル落ちるのがよくあるケース。雨の最終日もいきなり1番2番とボギーを連続したが、4番、13番、16番とチャンスをものにしてのトータル2アンダー。「服部さんが18番でパットを外したときは、失礼な話ですけどうれしかった。いままで感じたことのないうれしさでした」という久保。シード権を確保どころか、これから1年間の試合出場権利をしっかりものにした。