1998年 グンゼカップワールドレディスゴルフトーナメント

ついに出た! ノイマンが65をマークして首位タイ

1998/05/09 18:00

長丁場のこの試合、3日目も高又順は堪えながらの首位キープ。11番でボギーを叩いたほかはすべてスコアカード通りのラウンドだった。
「昨日のゴルフとまったく違ってしまった。1日が長く感じた」という高又順。しかし「自分はガマンして集中できたときにいいスコアが出るゴルフ。パープレーを目指すけれども、でもひとつでも多くアンダーが出せるようにがんばります」

やはり本命が出てきた。招待選手を代表するような形でついにL.ノイマンが本領発揮。昨年は日本で2勝。日本の気候や雰囲気がなんなとくスウェーデンに似ていて肌に合っているらしい。3日目はアグレッシブなプレーに努め、12番でボギーを打ったものの、なんと8バーディ。圧巻は難しい202ヤードの18番ホール、3番ウッドをカップ際につけたファインショットだった。
「18番はびっくりした。あんなにうまくいくとは思わなかった。いっそのこと入ってくれればよかったのに。逆にちょっと悔しい」 ニヤピンが200万円の賞金なら、100万円くらいくれてもいいんじゃないのと笑った。

李英美は出だしを1番3番とボギースタート。しかし6バーディをとっての70。 「ゴルフは終わってみなければわからない。みんなに勝つチャンスは残っているのだから、勝ちたいです」 本当は勝ちたいと口に出したくないのだという。

1998年 グンゼカップワールドレディスゴルフトーナメント