諸見里、完全優勝に王手!古閑、三塚らが迫る!
2009/06/27 17:01
兵庫県にあるマダムJゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアーの第15戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」の2日目。連日の晴天に恵まれ、気温は初日とほぼ同じ28度近くまで上昇。真夏を思わせる陽気の中、1打を争う熱戦が繰り広げられている。
後続に2打差をつけ単独首位からスタートした諸見里しのぶは、多くのバーディチャンスを迎えながらパットがことごとく外れるガマンの展開。前半は1バーディにとどまり、後続から激しい追い上げにあう。だが、12番で12メートルのロングパットを捻じ込みバーディを奪うと、14番でも3メートルを沈めてバーディ。最終18番は3パットのボギーとしたものの、2ストローク伸ばして通算10アンダー。2位に1打差ながら単独首位をキープし、明日の最終日を迎える。「体は全体的に疲れています」と正直に明かすが、「この位置で満足していたら、一気に追い抜かれてしまう。明日は1番ホールから伸ばしていくつもりで臨みます」と諸見里。完全優勝を果たし、今季3勝目に華を添えられるか。
通算9アンダーの単独2位には李知姫(韓国)が浮上。通算8アンダーの単独3位には川原由維が追う。さらに1打差の単独4位には、1イーグル、3連続バーディを含む「65」をマークした三塚優子が浮上。「明日は相手がどうこうでなく、自分がどれだけ伸ばせるか」と、3打差からの逆転勝利に挑む。
横峯さくらは3ストローク伸ばし、古閑美保、北田瑠衣らと並び通算5アンダーの6位タイ。ディフェンディングチャンピオンの有村智恵は通算4アンダーまで伸ばし、37位タイから13位タイへ大きくジャンプアップした。また、金田久美子は通算2オーバーの50位タイで終え、辛くも予選通過を果たしている。